マッサン 感想 第131話 「親思うにまさる親心」 Day:2015.03.06 08:59 Cat:ドラマ マッサン エリーは、クマさんに、本当の気持ちを一馬に話すことができないなら、「オールドラングサン」を歌おうと言う。エリーに、クマさんは、何を言っているのだと言う。「オールドラングサン」は、スコットランドでは、親しい人との再会を望む歌であり、その歌をクマさんがせめて歌うことが、一馬のためになるとエリー。クマさんは、日本語の蛍の光ならまだしも、英語でなんて歌えないと言う。軍人が監視しているなか、そんなことをしていいのか、政春は知っているのかとクマさん。エリーが政春に頼んだ時、政春は日本語ならまだしも、英語は無理だと言った。しかし、エリーは、英語で歌うことに意味があると思っていた。政春は、最後まで、一馬に、テイスターを教える。一馬なりに造ったウイスキーのブレンド。政春は、続きは帰ってからだと言った。一馬は、五年かけて、品種改良した、麦を政春に渡す。政春が余市に来てから、ずっと、農業大学に通っている友人たちに頼りながら、一馬は、麦の改良をしていた。一馬は、政春にお礼を言う。政春が、この余市に来て、クマさんを助けてくれた。この家族を、救ってくれたおかげで、希望が持つことができた、政春のおかげです、と一馬は言う。いつか、世界に通用する、ジャパニーズウィスキーを造って下さい、と一馬。政春はこの麦の種は、一馬が戦争から戻ってきたら、自分で撒け、と言う。一馬は無理です、と言った。すると、政春は一馬を殴り飛ばした。何を言っているのだ、しっかりしろ、と政春。一馬は、怖いのだ、と座り込みながら言う。戦争に行くのが怖い、死にたくはない、と本音を言う一馬。そんな一馬に、政春は、戦争から帰ってきて、一馬は、後継者になるのだ、と言う。政春は、一馬の一番弟子だと、言い、その言葉に一馬は、顔をくしゃくしゃにした。出征の壮行会が、会社で行われた。そこにはたくさんの従業員、親類、エマもいた。会社の社長として、政春は一馬の出征を祝う。一馬に促すと、一馬は、みなさん、ありがとうございますと言う。お国のために、精一杯がんばってきますと言う一馬に、拍手が沸き起った。皆で、日本語の蛍の光を歌う。最後に、クマさんから、と政春が言うと、クマさんが、エリーから渡された、紙を広げる。そして、歌わない、と言っていた、「オールドラングサン」を歌いはじめた。エリーはオルガンを弾く。政春は、軍人に聞こえないように、倉庫の扉を閉める。そして、「オールドラングサン」の英語の読みが書いてある大きな紙を、ハナさん、俊夫さんが広げる。皆が、「オールドラングサン」を歌った。顔をクシャクシャにさせ、クマさんは、最初は嫌だと言っていた、「オールドラングサン」を息子のために歌ったのだった。今回は、涙のシーンでした。クマさんが、一馬君に、本当の気持ちを伝えられないと知ったエリー。エリーは、その変わり、再会を望む、「オールドラングサン」を歌おうと言います。クマさんは、日本語ならまだしも、とこの時代を思います。英語で、本来なら、あんなふうに、たくさんの人たちが歌うことは、あの時代、固く禁じられています。それでも、エリーは、クマさんの思いを一馬君に歌で示すように願いました。政春と、一馬君の会話を聞いていたエリーは、涙を浮かべていました。よく、この「マッサン」は影で、盗み聞きしますね。一馬君は、死ぬのが怖い、覚悟がない、このまま早く消えてしまいたい、と政春に本音を言います。政春は、そんな一馬君を殴ってしまいました。そこまでするかな、と思いましたが、そこまでしてこそ、一馬君に、生きて帰ってきて欲しいという政春の思いがあるのでしょうね。クマさんの思い、政春の思い。すごく苦しかったです。しかしひとつ疑問が。一番弟子は、英一郎ではないかなーと思います。余市での、一番弟子ということでしょうかね。禁じられている英語の歌を、あの時代にわざと、歌うシーンにした。本当なら、絶対にしないと思います。ドラマならではのシーンです。しかし、そのシーンは泣きました。ハナさん、こと、小池栄子さんが、朝イチに出ていました。一馬君のクランクアップは、丸刈りにして、外でのシーンだったので、今週で、一馬君の出番は終わりだと示しているようなものですね。ちょっとネタバレを見てしまった感が強いです。明日で、一馬君は、戦争に行きます。最後は、笑顔と涙だったエマ。ふたりはどうなるのでしょうか。明日まで見守りましょう。感想、気に入ってくれたらどちらかにポチっとしてくれると嬉しいです。にほんブログ村朝ドラ ブログランキングへ スポンサーサイト URL Comment(2)Trackback(0)Edit